初めに
ケーニヒスベルクの橋の解がないことは賢い小学生でも知っていることです。しかし、ある発想の転換をすれば解があることが分かります。それでは見ていきましょう。
これはIQを向上させたいという方に、ぜひおすすめの1問です。しっかりこの問題を考え抜いた人は、絶対、IQが上がっています。
なぜなら、この問題には、IQが高い人の思考プロセスが含まれているからです。ぜひ、この問題を全力で考え抜いて、答えを導き出してみてください!!
ケーニヒスベルクの橋とは?
そもそもケーニヒスベルクの橋は下のような問題でした。
- 一度でも渡った橋は二度と通れない
- それぞれの土地は何度でも降り立ってよい
- どの土地からスタートしてもよい
- ゴールはどの土地でもよい
という条件で、下の図のような場所の 7 つの橋すべてを渡りつくすことはできるでしょうか?
ケーニヒスベルクの橋の歴史
18世紀の初め頃にプロイセン王国の東部、東プロイセンの首都であるケーニヒスベルク(現ロシア連邦カリーニングラード)という大きな町があった。この町の中央には、プレーゲル川という大きな川が流れており、七つの橋が架けられていた。あるとき町の人が、次のように言った。
「このプレーゲル川に架かっている7つの橋を2度通らずに、全て渡ることができるか。ただし、どこから出発してもよい」
町の人が言ったことはできるだろうか。
一筆書き – Wikipedia
これが、この問題ができたときの歴史です。
「別にこんなの知って、どうなるの?」と思ったかもしれませんが、これは意外と問題を解くうえでの大きなヒントにつながります‼‼
そして、その後、
1736年、レオンハルト・オイラーは、この問題を以下のグラフに置き換えて考えた。
↑をグラフ化するとこんな感じ↓
このグラフが一筆書き可能であれば、ケーニヒスベルクの橋を全て1度ずつ通って戻ってくるルートが存在することになります。
これを使うことで、オイラーは、このグラフが一筆書きできないことを証明し、ケーニヒスベルクの問題を否定的に解決しました。
ケーニヒスベルクの橋の答え
では答えを教えます。
ここで大事なのは、どんな川でも上流(水源)があるということです。
だから、左側を伸ばしていけば、陸と陸がつながるところが必ずあるので、(Google マップで見ていただければわかります。)答えがあることが分かります。(グラフ理論でいうと、奇点が2個になるから。)
終わりに
いかがでしたか。こういった発想は、IQが高い人は、絶対に持っている発想です。
このような面白いひらめき問題をたくさん投稿しているので、それらの記事も読んでいただければ光栄です。
また、ほかにも面白い記事がたくさんありますので、そちらのほうも見ていただければ光栄です。
それでは次の記事で‼‼
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