【超簡単!!】確率変数の変換の公式とその証明

数B 統計・確率
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初めに

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それでは公式と証明を見ていきましょう‼‼

確率変数の変換公式

確率変数Xと、定数a,bに対して、Y=aX+bとすると、Yも確率変数となり、下の定理が成り立ちます。

E(Y)=aE(X)+b

V(Y)=a²V(X)

σ(Y)=|a|σ(X)

この公式を証明していきます。

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確率変数の変換公式の証明

Yの期待値については、下の写真に書いてあること通りです。これには補足はいらないと思います。

次に分散についての証明をします。まず、先ほどわかったことから、下のように変形できます。

そして、これを分散の定義に代入するだけです。

これで分散の場合について導き出せたので、標準偏差は簡単です。標準偏差はこれに√をつければいいだけなので、

となるため、標準偏差の場合についてもちゃんと導き出されました。

これで証明完了です。

終わりに

確率分布・確率変数の範囲以外の確率・統計分野についてもっと知りたい方は、ぜひ、下のリンクの記事を読んでください。

【読むだけで全部マスターできる‼‼】数Bの確率・統計分野

ほかにも面白い記事がたくさんありますので、そちらのほうも見ていただければ光栄です。

それでは次の記事で‼‼

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